導入事例

建築業

株式会社大塚工務店

業務効率化と受注数の増加を同時に体感

  • 導入ITツール
  • 建築3次元CAD

「家を建てるということは、多くの人にとって人生に一度あるかないかの一大事です。だから、私たちは、ただ家を建てるだけでなく、事前に住まい手の方の不安を取り除いてあげる必要があると考えています」。そう話すのは、日本に古くから伝わる宮大工の技術と感性を受け継ぎ、創業約50年となる建設会社に勤務する大塚さん。

創業当時は職人の長年の経験をもとに紙と鉛筆で作っていた図面が、時代を経てパソコンで制作されるようになり、住まい手への提案から受注、施工までのスピードは格段にアップしました。

「でも、図面や間取り図が2次元である以上、一般のお客さんが外観や内装を立体的にイメージするのは難しい。そこで、お客さんの不安を取り除き、安心して家づくりを発注してもらえるようにITツールの導入を決めたんです」。

建物や部屋を立体的に表現できる建築専用の3次元CADを導入したことにより、図面の制作時間はそれまでの約1/3以下に短縮され、さらに、住まい手の不安が解消されたことで、提案から受注までの流れはこれまでにないほどスムーズになったといいます。また、住まい手の理解が向上し、満足度が増したことにより、受注数が増えて売り上げの増加にも結びつきました。

「ITツールの導入で生産性が上がり売り上げも伸びたことで、自社イベントの開催など、これまでにない新たなアプローチにも挑戦できるようになりました。職人の仕事は、お客さんの理解や納得があってこそ。ITツールは、職人の技をさらに輝かせるための手段のひとつなんです」。

取材協力:株式会社シーピーユー

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